読みきかせ心得
『歌は語るように、語りは歌うように』
しっかりと読みこんで、本のリズムを見切りましょう
反応の良い子より鈍い子を意識してください
でも、何も言わなくていいのです。
心の中で目の前の子供に寄り添います。
今のご時世、担任の先生が教室にお出でになる前に入ってもいいものかどうか悩むところです。
だんだん慣れてくると、子供たちが準備万端で待っていて、時間になる前に招いてくれることもあります。
責任が取れないから、責任者がくる前は絶対に教室へ入ってはいけない。という意見がまっとうだと思いますが、朝の時間は保護者からの電話や遅れてくる子供への対応などで先生方は教室へきたくてもこれない場合もあります。万が一が起こらないよう祈りつつ臨機応変にしていくしかないのではないでしょうか。
《準備》
- 服装を選ぶ時、読む本の絵写りを鏡でみます。
- 本のカバーはとってしまっても構いません。
- テープに吹き込んで聞いてみるのもいいかもしれません。
- もう一冊と求められたときのことを考えて、短い本を用意しておいたほうがいいような気もしていましたが、本を読む前に時間調整をしたほうがいいような気になってきました。読む本や作者ついてのクイズなどを用意していってはいかがでしょう。二冊読むと印象が散漫になると思われます。
《読む前》
- あいさつする前に聞き手の顔を確認しましょう
- 聞き手の視線が集中するのを気長に待ちましょう
- 教室に入って終わってでるまで、やさしいあたたかい気持ちでいましょう
- 本を読み始める最初のタイミングが大切です
《読んでいるとき》
- 聞き手とキャッチボールするような気持ちで読みましょう
- 一番遠い人に話しかけるような気持ちで読みましょう
- 読みながら聞き手の顔を見られるような余裕を持ちましょう
- 聞き手は読み手が顔を向けることによって、対話している気持ちになり集中力が増します
- かつぜつと発声の練習をすれば、はっきり読めるようになります
- はっきり読めれば早口で読んでも聞こえます
- 登場人物によって、声色を変えるのではなく緩急・強弱によって変化をつけましょう
- 本の中の擬音・効果音は大げさにはじけましょう
《読み終わり》
- 余韻を感じてもらえるよう、読んだら感想などを求めずさっさと帰りましょう。ですが、先生が子供たちに感想を求めたとして、頑固に拒否する必要もないと思います。「先生、私は皆さんにこの本の余韻を味わってもらいたいので今すぐの感想はいらないですよ。もう少し時間がたってからお願いします。」そう言ってもなお「勉強ですから」と先生がおっしゃるなら、聞いてあげてもいいじゃないですか。
- 先生や子供からのあいさつを待つのではなく、自分から聞いてくれてありがとうとの感謝の気持ちを伝えて教室を出ましょう
- 終りのあいさつまで自分で読みきかせの時間を作り上げましょう
- 終りの時間を厳守しましょう
なんやかんやと言っても、技術より気持ちじゃけんの
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コメント
こんにちは。
フラフラとたどりつきましたが
すごく素敵ですね♪
私も本と映画が大好きで
子供たちに「読み聞かせ」ボランティアをしてみたいと思ったことがあります。
なるほど、とおもいました。
プロフィールが心に残りましたw
素敵な学びを
ありがとうございます(^^)
投稿: kanekayo | 2011年5月13日 (金) 22時03分
久しぶりにブログを開いてみたら
なんとありがたいコメントがあることでしょう
こちらこそ拙い文にお付き合いいただき
ありがとうございます。
投稿: ture | 2011年5月16日 (月) 08時45分