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2008年7月 8日 (火)

天使のナイフ 薬丸岳

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天使のナイフ 薬丸岳

少年が人を殺す。
少女が人を陥れる。

ヒトがヒトを殺す時はきっかけだけだという。
基本的にはみんな殺しやしないんだけれど、たまたま殺せそうな時に殺そうとしたら死んでしまった。そんなつもりじゃなくても、ひっぱられ踏み込んだら抜け出すことはできない。

憎しみの連鎖。どこかで断ち切らなくてはならないのだろうけど、どこで切る?知らないから忘れられないし、知ったとしても忘れられるものか。

続きの気になる本であった。
登場人物はそこら辺にいる人なんだろう、つまらない人たち。どのヒトにも心を寄せることが出来ない。出てくる人がつまらないのに物語としての完成度は高いって不思議。

愛する人を奪われたら、自分がどうなるかまったく想像できない。壊れたいと願うだろうか。自分を保つことが出来るだろうか。大切なものも何もかもわからなくなりそうで怖い。

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