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2008年10月18日 (土)

ダイイング・アイ 東野圭吾

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ダイイング・アイ  東野圭吾

冒頭、潰されて死んでいくシーンがリアルだった。
一瞬で苦しまなかったとかよく聞くけれど、痛みとかではなく、内臓が潰されて血が通わなくなって死んでいくんだとわかるのだろうなと思った。死にたくない死にたくないと考えるのだろうな。この人は恨んでやる、許さないと強烈に発しながら死んでいった。そのメッセージをがっちり受け止めちゃったとしたらそりゃあ大変なことだ。

このお話はホラーなのかな。10年ほど前に書かれたということだけど、とても魅力的な文章だ。怒りとやるせなさがせまってくる。ミステリーとは思わない。ご都合主義はミステリーにあわないでしょう?

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