悼む人 天童荒太
悼む人 天童荒太
5ページごとに泣けた。
そりゃあそうだ。
だって死の話だもの。大切なこの人が死んでしまって悲しくて悲しくてたまらないって話だもの。
死に行く母と死を救い上げる息子。
死とはなんだろう。
わたくしは死は死であるとしか考えられない。重みのある死も軽い死もわたくしには他人ごと。わたくしには身近にある死しか語れないし、受け止められない。
そう思いつつも、この本を深いところで受け止めたように思う。この本を読めてよかったと思ったわたくしがいる。
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