小学校3.5年生読み聞かせ9月
【3年生】
秋の本。高く青い秋の空。ケンカして、泣く気もないのに涙が出てきたくやしい気持ち。相手に対する重い気持ち、吐き出してすっきりする気持ち。
手にとって読むより、読み聞かせしてもらって遠くから絵を眺めたほうがこの本の絵はよく理解できる。
今回、初の試みで3年生全クラス同じ本を読んだ。全校とかペアの学年とか同じものを読んで子ども達が共有できる話題を提供してあげたいと考える。
【5年生】
この子はこの時死にたくなかった。阪神大震災により命を失った少女の話。天災、人災、事故。明日も今日のように、その次の日も同じように少しずつ大きくなりながらつづいていくはずだった毎日が、自分の思いもよらないところで、ぷっつりと断ち切られてしまうことがあります。死んでしまった子はくやしく感じたでしょうか、あきらめてしまったでしょうか。まだ生きている私は、ぷっつりと切られてしまった命をときどきふりかえるのです。
あなたはなんさいですか。わたしは40さいです。いつもは昔のことを思い出したりしません。でもこの本をよんで、なみだがでそうになりました。今は昔とつながっていて小学生のころのわたしも高校生のころのわたしもいなくなってしまったわけではないのです。どの時のわたしも40さいのわたしとしてここにいるのです。あなたはこれからいろいろなあなたを積み重ねて、いつの日かけっこうしあわせなあなたをみつけることになると思います。
いつも行く「はしもと」で、けしゴムをぬすんでしまった! セミとりに行っても、何をしていてもけしゴムを思い出すと、ドキドキしてしまう。ぼくはどんどん悪い人間になってしまうの…? どうしよう?
【養護学級】
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント