小学3年生

2012年2月11日 (土)

小学3年生への読み聞かせ(2011.12)

歯いしゃのチュー先生 (児童図書館・絵本の部屋)

チュー先生はうでききで、どんなむし歯もたちまちなおしてしまいます。こがらな体をいかして、ちりょうをするので、大きな動物には、とくに人気があります。でも、ネズミですから、きけんな動物のちりょうはしません。ところがある日、キツネのしんしが、いたむ歯をおさえてなきながらやってきました…。

はなかっぱ

はなかっぱくんの頭には、お皿のかわりにお花のつぼみが乗っかっています。さあ、どんなお花が咲くのでしょう? きれいな水と空気、そして楽しい家族と大切な仲間が、元気のもと。

かしこいおきさきさま (からだのおはなし)

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2010年11月27日 (土)

小学3年生への読み聞かせ(2010.11)

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これはのみのぴこ

ページをめくるごとに長い文章になっていく、積み上げ絵本。
ページをめくるごとに小さなノミの世界からもっと大きな世界へ広がる

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ぼくびょうきじゃないよ

ケンは熱を出しました。病気じゃないといっても、おかあさんはケンをベッドに追いやります。すると、大きな熊のお医者さんがやってきて、ケンに不思議な治療をほどこしました。

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パンのかけらとちいさなあくま―リトアニア民話

貧乏なきこりのパンを取った小さな悪魔は、そのお詫びに沼を麦畑にかえた。すると地主が実った麦を持っていってしまった。小さな悪魔は大きな知恵を働かせ、みごと麦畑を取り戻す。

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2010年10月 9日 (土)

小学3年生への読み聞かせ(2010.9)

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162ひきのカマキリたち (かがくのとも特製版)

一つのらんのうから162ひきのカマキリの子どもたちが生まれました。体が硬くなるまで、草むらでじっとしています。この時点で、カマキリの子どもたちは、アリやカエルなどに食べられてしまうことがあります。
生まれて次の日には、63ひきになっています。
大人になれたカマキリはたった1匹。

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カクレクマノミは大きいほうがお母さん (絵本・海の生きもの)

いちばん大きい1ぴきがお母さん。つぎに大きいのがお父さん。カクレクマノミはかわいいだけじゃない。とってもふしぎな魚。

おや。いつになく3年生は科学な感じでまとまった。

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2010年1月28日 (木)

小学校3年生(10.01)

小学3年生への読み聞かせ

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じごくのそうべえ

軽業師のそうべえが綱渡りに失敗し、なんと地獄に送られることになってしまいました。そこで出会った仲間たちとともに、閻魔大王の前で大暴れ!

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ウェン王子とトラ

昔、猟師に子どもを殺された母トラが、憎しみのあまり、夜ごと村をおそうようになった。困りはてた王に、国の占い師が予言する。王子をトラにさしだせば、国に平穏がおとずれると。王は、幼い王子ウェンを森の奥におきざりにするが…?人間を憎みながらも、小さく弱いものを愛する気もちを忘れなかった母トラと、強く心やさしい少年に育ち、人と獣の世界を結ぶ存在となる王子ウェンの姿を描く、心ゆさぶる迫力の大型絵本。2005年ドイツ児童図書賞受賞。

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ボノロン“ありがとう”をさがして

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2009年12月 3日 (木)

3年生読み聞かせ(09.11)

【3年】

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がんばれちびくじら

このお話は、海峡諸島のオールダニー島というところでほんとうにあったお話をもとにつくられました。イギリス海峡をおよいでいたくじらのむれの中から、とても小さいくじらが1頭、まちがって漁船についていってしまったのです。くじらは入り江にうちあげられてしまいました。島の人たちは力をあわせてこのくじらをたすけ、海へかえしてあげました。

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ちょろりんのすてきなセーター

寒がりやのちょろりんは、ある日町で春のはらっぱ色のセーターを見つけます。お金をためて店にかけつけると、それはとかげ用ではなく……。心まで暖かくなるとかげのちょろりんの物語。

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まのいいりょうし

昔あるところに猟師と息子が住んでいました。息子の七つの祝いに山のものでもとってこようと出かけた猟師の、なんとまのいいこと……。行く先々で幸運にであう漁師のお話。

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2009年9月11日 (金)

小学校3.5年生読み聞かせ9月

【3年生】

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まつげの海のひこうせん

秋の本。高く青い秋の空。ケンカして、泣く気もないのに涙が出てきたくやしい気持ち。相手に対する重い気持ち、吐き出してすっきりする気持ち。
手にとって読むより、読み聞かせしてもらって遠くから絵を眺めたほうがこの本の絵はよく理解できる。

今回、初の試みで3年生全クラス同じ本を読んだ。全校とかペアの学年とか同じものを読んで子ども達が共有できる話題を提供してあげたいと考える。

【5年生】

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ゆずちゃん

この子はこの時死にたくなかった。阪神大震災により命を失った少女の話。天災、人災、事故。明日も今日のように、その次の日も同じように少しずつ大きくなりながらつづいていくはずだった毎日が、自分の思いもよらないところで、ぷっつりと断ち切られてしまうことがあります。死んでしまった子はくやしく感じたでしょうか、あきらめてしまったでしょうか。まだ生きている私は、ぷっつりと切られてしまった命をときどきふりかえるのです。

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つみきのいえ

あなたはなんさいですか。わたしは40さいです。いつもは昔のことを思い出したりしません。でもこの本をよんで、なみだがでそうになりました。今は昔とつながっていて小学生のころのわたしも高校生のころのわたしもいなくなってしまったわけではないのです。どの時のわたしも40さいのわたしとしてここにいるのです。あなたはこれからいろいろなあなたを積み重ねて、いつの日かけっこうしあわせなあなたをみつけることになると思います。

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あかいセミ

いつも行く「はしもと」で、けしゴムをぬすんでしまった! セミとりに行っても、何をしていてもけしゴムを思い出すと、ドキドキしてしまう。ぼくはどんどん悪い人間になってしまうの…? どうしよう?

【養護学級】

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あれこれたまご (かがくのとも傑作集―わくわく・にんげん)

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うしはどこでも「モー!」

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2009年6月10日 (水)

小学3・5年生への読み聞かせ(09.06)

【3年生】

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あまがえるさん、なぜなくの? (韓国のむかしばなし)

むかし、かあさんのいうことをきかない、あまがえるのこがいました。このこはだいのへそまがり。かあさんがなにをいっても、はんたいのことばかりしていたのです。

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滝平二郎さんを偲び、この人の切り絵の美しさをみせながら斉藤隆介シリーズを紹介。☆このクラスの先生の選書

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ともだちくるかな    Cocolog_oekaki_2009_06_10_11_12

「たのしいぜ、たのしいぜ、きょうはとってもたのしいぜ」 オオカミが歌っています。きょうはだれかが必ずやってくる日。でも、だーれもきません。どうして俺はこんなにさびしいんたろう、と悩んだすえにオオカミは・・・。

【5年生】

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タラがだいはっせいしたら

小さい頃から、ぼくのお母さんはなにかあるたびに、『○○しタラ』『○○だっタラ』とばかり言う。ところが10歳の誕生日、ぼくのおなかに溜まった『タラ』たちが、ついにおなかを飛び出してしまって・・・。

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おっと合点承知之助 (声にだすことばえほん)☆このクラスの先生の選書

「驚き桃の木山椒の木」や「あたりき車力」などの付け足し言葉は、ひねりをきかせて言葉を加速させるロケットのようなもの。楽しい絵とストーリーで、付け足し言葉を声に出してみる楽しさを伝える。ちゃんとストーリーになってます。

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島ひきおに

人間と暮らしたいと、すみかの島をひっぱって 鬼が村へやってきたが、こわがって誰も遊びません。しかたなく、鬼は隣村へいきますが?

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2009年1月29日 (木)

小学3・5年生への読み聞かせ(09.01)

【小学3年生】

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こすずめのぼうけん (大型本)

翼をぱたぱたさせることができるようになった小雀に、お母さん雀が飛び方を教え始めました。「もっと遠くまで飛んでいける」と思った小雀は羽をいよいよ速く動かして飛んでいきますが…。

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かっぱのかげぼうし

かっぱによく似ているといわれる平吉は、泳ぎが大の苦手。ある夜平吉がねぼけて外に出ると、かっぱが畑できゅうりを盗んでいる…。少年とかっぱの友情を描く

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ぼうし

はりねずみのハリーが、けいとのくつしたをみつけました。はなをつっこんでみて、さてはずそうとすると、はりがささってとれません…。細部まで丁寧に描かれたイラストが美しい、読み聞かせにぴったりの楽しい絵本。

読み聞かせにピッタリとありますが、大勢に読むには向かないと思いました。自分の子どもとじっくり読むにはピッタリです。イラストが細かくて美しいのが30人の子ども達にはじっくり見せてあげられない。

【小学5年生】

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おひさまぱん

おひさまがかくれてしまい、さむくてくらいまち。「それならわたしがとくべつなパンをやきましょう」と、パンやさんがきじをこねはじめると、おひさまパンはふくらんでふくらんで、そしてもっとふくらんで…。

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なんと読み手は朝4時おきでおひさまパンを作製!
読み聞かせに入ったクラスに1個、わたくしどもの定例会用に1個。なんとすばらしい女性でしょう。こんな情熱を持ちたいものだ。最高においしかった。

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タラがだいはっせいしたら

小さい頃から、ぼくのお母さんはなにかあるたびに、『○○しタラ』『○○だっタラ』とばかり言う。ところが10歳の誕生日、ぼくのおなかに溜まった『タラ』たちが、ついにおなかを飛び出してしまって・・・。作者は当時小学4年生。子ども創作コンクール2007年日本児童文学者協会賞受賞作品。

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ぜっこう

「がく」は「しゅんたろう」と絶交した。もう絶対に遊ばないってきめたんだ。だけど…。「あそび島」を舞台に、他者と真剣に向き合おうとする子どもたちの気持ちを描く。

女の子はこの年頃になると、誰かをいじめたかったりケナシてみたりしたくなるらしい。ちょいとむかしは男の子はこの年頃でも女の子と比べるとまだまだ赤ちゃんだってのが通説だった。しかし読み聞かせに入ったクラスはどうも男の子の間で女の子顔負けのいざこざがあるらしい。 ということでこの本を選んだって話だ。痛いところをちくりと刺された当人は反省するのか反発するのか。それとも気がつくのか・・・。

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かえるをのんだととさん 10分弱

ある日、ととさんのお腹が痛くなり、お寺の和尚さんに相談に行くと、和尚さんは「お腹に虫がいるせいだから、蛙をのむといい」と教えてくれます。教わったとおりに蛙をのみこむと、お腹にはいった蛙が虫を食ったのでお腹の痛いのはなおります。でも今度は、お腹の中で蛙が歩くので気持ちが悪くなり、また和尚さんに相談すると、「蛇をのむといい」といわれます。蛇の次は雉、というように前にのみこんだものを食べる動物を次々とのみこみます。その後は、雉を撃つ猟師をのみこみ、次に鬼をのみこみ、最後はお腹の中の鬼を退治するため和尚さんが「鬼はそとー」と、ととさんの口の中に豆を投げ込むと、お腹の鬼は「これは節分の豆だ。痛い痛い。たすけてくれえ」といって、尻の穴からとびだし逃げていくという落ちになっています。

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2008年11月15日 (土)

小学3・5年・養護への読み聞かせ(08.11)

【3年生】

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おいしい ほしがき

サンチャイルド・ビッグサイエンス 2008 10月号

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かぜのかみとこども

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アンディとライオン

ライオンが大好きな男の子アンディの目の前に、ほんもののライオンがとびだしてきました。さあ、たいへん! でもアンディは平気です。ライオンはアンディの親友だったのです。

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これがほんとの大きさ

ゴリラの手はどれぐらい大きい? ワニの口はほんとに大きいの? トラの顔はどんな大きさ? ダチョウの卵はどれぐらい? 驚きがいっぱいの動物の世界を、色あざやかな実物大の切り絵で紹介する

【5年生】

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びゅんびゅんごまがまわったら

遊び場の鍵を巡って、校長先生と子どもたちとの息詰まる交渉のすべて。すばらしい戦いであった。お互い立派であった。

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半日村

〈滝平〉1921年生まれ。版画、きりえ画家。絵本「花さき山」で講談社第1回出版文化賞、第9回モービル児童文学賞受賞。「ソメコとオニ」で絵本にっぽん賞受賞。絵本に「ふき」等多数

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かたあしダチョウのエルフ

ライオンとたたかって片足をなくしたエルフは、子どもたちを守って、黒ひょうとたたかい永遠に木になってのこります。

服を着たゾウ 星新一@朗読

調教師に催眠術をかけられたゾウは自分が人間だと思い込みます。

星新一の世界は常に問題提起がなされている。今読むとその問題が一向に解決していないことに気がついて怖い。

【養護学級】

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ルラルさんのごちそう

ルラルさんは普段、ほとんど料理を作りません。けれど、土曜日だけはちがいます。すばらしいごちそうを作るのです。ルラルさんは庭にいるみんなをごちそうに招待しました。ところがみんな好き勝手。

今日の養護学級は6年生修学旅行のため低学年の四人。1ページに2行しかないこの本をゆっくりゆっくりかみ締めるように10分かけて読む。また来てねの声がうれしい。

それにしてもひらがなの本は難しい。横目で読むとどこを読んでいるのかわからなくなってくる。

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2008年9月11日 (木)

小学3・5年生養護への読み聞かせ(08.09)

【小学3年生】

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すきですゴリラ

お父さんと二人で暮らすハナはゴリラが大好き。ゴリラの本を読んで、ゴリラのテレビを見て、ゴリラの絵もたくさん描いた。でも、ハナはまだ一度も本物のゴリラを見たことがない。お父さんは忙しくて、ハナを動物園に連れて行ってくれるひまがないんだって。でも、ハナのお誕生日の前の晩、ハナは胸をドキドキさせながらベッドに入った。ちゃんとお父さんにお願いしたものね、プレゼントはゴリラにしてって。するとその晩、とても不思議なことがおこったの…。

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まゆとおに―やまんばのむすめまゆのおはなし

北のお山のてっぺんの三本杉の下に小さな家がありました。その家には、のっぽのやまんばとやまんばの娘のまゆが住んでいました。ある日まゆは、雑木林の奥でとんでもなく大きな人に会いました…。

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いいからいいから

ある日の夕方、雷がぴかっと光って、ドーンといった。すると、目の前に雷の親子が座っていた。雷親子をもてなすぼくとおじいちゃん。「いいから いいから」が口癖のおじいちゃんと孫のユーモラスで思わず笑顔になる絵本

【小学5年生】

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しょうぼうていハーヴィ ニューヨークをまもる

おんぼろ消防艇のハーヴィは、町の人たちに救われてハドソン川に浮かんでいた。ところが2001年9月11日、街を襲った大災害にもう一度働くことになり…。ボストングローブ・ホーンブック賞受賞作。矢野顕子訳

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やぶかのはなし (かがくのとも傑作集)

蚊のうちで血を吸うのは、めすの蚊です。おなかの卵を育てる栄養を得るためです。やぶ蚊の一生が、長新太の黄色を基調にした絵とたくみな説明で、小さい子にもよくわかるようにえがかれています。

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いのちのおはなし

よい心の習慣を身につけようとしている若いきみたちに、世界の平和を託したい-。寿命とはなにか、家族の大切さ、人間とは何かについて、95歳の現役医師が10歳の頃の自分を振り返りながら、子ども向けに書いたメッセージ。命とは『時間』のことではないかな。

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うごいちゃだめ!

泳ぎでも、高く飛ぶことでも、がちょうに負けてしまったあひるは、「うごいちゃだめ」の競争をはじめた。はちが来ても、うさぎが来ても、じっとしたまま動かない。そんなとき、キツネが現われて…。

【養護学級】・・1年生のダウン症の子以外は表立った症状なし
1年生男3人、3年生男1人、6年生男2人女1人

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ぼくはあるいたまっすぐまっすぐ

もしもし?あ、おばあちゃん。
うん、ぼくだよ。
いまから?ぼくひとりでいくの?
おうちのまえのみちをまっすぐいって、いなかみちをまっすぐまっすぐ。
うん、わかった。のぞいてみるね。

読む前に遊び歌をうたう。そのリズムが覚えやすかったのか、読み聞かせに入ろうとしても1年生の子が口ずさんでしまい集中できなかった。少人数の中で歌や手遊びなどをやる場合は、読む本との関連があったり「手はおひざ♪」など集中する前ふりになるものの方が良いと思った。普通学級の場合は多数なので、口にだしにくいし、だしても押さえ込まれる力がある。

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