小学5年生への読み聞かせ(2011.11)
よく知られる落語噺を絵本で展開。町内の若者が集まってそれぞれに、自分のきらいな生きものを言い合おうじゃないか、ということになりまして…。へび、おばけ、くもなど続くなか、松っあんは…。語りのおもしろさを伝える。
5年生の全クラスに同じ本を読む。
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よく知られる落語噺を絵本で展開。町内の若者が集まってそれぞれに、自分のきらいな生きものを言い合おうじゃないか、ということになりまして…。へび、おばけ、くもなど続くなか、松っあんは…。語りのおもしろさを伝える。
5年生の全クラスに同じ本を読む。
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ともだちのまりちゃんはめがみえない。それでかんがえたんだ。みえないってどんなかんじかなあって。
廃品回収業のエヌ氏のところへ、未来からテット博士がやってきた。エヌ氏は廃品と博士の持ってきたなんでもそろう便利な別荘と交換するが…。
よにもふしぎな本をたべるおとこのこのはなし (にいるぶっくす)
ヘンリーは本がだいすき。でも、ほかのみんなが本をすきっていうのとはちょっとちがう。なぜって…。
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自分たちの国ほど素敵なものはない、と信じている大統領はいろんな国へ戦争をしにいきました。「我々が世界中を征服すれば、みんなが我々と同じように暮らせるのだからな」 強者の歪んだ論理をユーモアと皮肉を交えて描く。
あの子となんで仲良くなったんだっけ? ちっとも好きじゃなかったのに、好きになったのはなんでかなあ…。偏見で「きらい」と思っていたクラスメートの内側に触れ、くもりのない目で「すき」になるまでの少女たちの心の交信。
好きになるのに理屈なんかいらない。
そんな偶然をもてたなんて、幸せだよ。
ある朝、家の外につながれていた見なれない犬。飼い主が見つかるまで、1週間だけうちで世話をすることになりました。3日め、犬にローリーと名前をつけました。そして、とうとう7日めの朝がやってきました…。片山健があたたかく描く、ある家族と一匹の犬の、7日間のふれあい。
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シロナガスクジラより大きいものっているの? (児童図書館・絵本の部屋―ふしぎだな?知らないこといっぱい)
シロナガスクジラのしっぽは、地球上のたいていの生きものより大きいんだよ。でも、シロナガスクジラだって、この世で一番大きいものじゃないんだ。もっと大きいものってなんだろう?身近なものからものの本質に迫る科学絵本。
だれでも知ってるももたろう…
だれも知らないももたろう!
五味太郎初の古典描き下ろし!
「ももたろう」を知っている子でないと混乱してしまうかも。
えんまさんてこの世に最初に生まれ、最初に死んだ人なんだって。だからおっかさんなんていないんだよね。でもだからこそ恋しく思ってしまうんだろうね。
お母さんが恋しいえんまさんの前に、どこかお母さんに似ている気がするおばあさんがひきたてられてきました。何とかおばあさんを助けようと、えんまさんは四苦八苦しますが…。
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めちゃくちゃくさいメチャクサ。
森一番のおおかみに食べられそうになるけれど、めちゃくちゃくさいのが幸いして・・。
違う小学校の5年生に読みました。
公立と国立。
さすがに校風の違いが子どもの反応の違いとなってでました。
聞く姿勢抜群の公立。
感情がまっすぐ口からも表情にも現れる国立。
この違いはちょっと楽しみかも。
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小学5年生への読み聞かせ
みんなはコビトを見たことがありますか? 昆虫でも植物でもない不思議な生きもののこと。世の中にはいろんなコビトが生息しているんだって。ぼくはコビトを探しにいくことにした…。
鬼には生まれてきたが、鬼どものためによいことばかりをしてみたい、できることなら人間たちのなかまになって、なかよくくらしていきたい、赤鬼が、そう思って村人に親しまれようと苦労をします。青鬼が、その赤鬼を信用させるために、犠牲になって助けます―。
死神は金がない若い父親を助ける。しかし、父親は欲に目がくらみ、自分の寿命を金と交換してしまう。寿命を決めるろうそくの世界の絵が圧巻。丹精な木版画による江戸落語の絵本。
【反省】
読み手が一人来なかった。うっかり忘れちゃったんだと思う。今回は来なかったクラスの担任の先生が急遽読んでくれることとなった。だけどもそんな場合は読み手のいるクラスに子供たちを分けて入れてしまったほうが良いと思う。『読み聞かせ』をスペシャルなことにしたいじゃん。
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【5年】
そのむかし、「こんなくさったもん、くえるかー!」と、関西ではきらわれものだったなっとうくん。栄養たっぷりなのに、くさい、ねばねばしていると、さけられては、悲しい涙をながしていたそうだ。ところが、そんななっとうくんにも…。 お話を通してなっとうの魅力を紹介した知識絵本。
みんなはコビトを見たことがありますか? 昆虫でも植物でもない不思議な生きもののこと。世の中にはいろんなコビトが生息しているんだって。ぼくはコビトを探しにいくことにした…。大自然・秘密のファンタジー絵本。(13分)
さあ、あつこちゃんも、おじいちゃんも、動物園のゾウさんもイルカ君も、上を向いて鼻の穴を見せて!……ユーモラスな絵と文で、鼻の役目を絵ときします。
【養護学級】
野原で虫たちを見つけるのはむずかしい。虫のからだはまわりの草や地面の色とそっくりだから。バッタやガは、鳥やトカゲたちに食べられないように、かくれんぼ作戦をしているんだ。虫たちの生態を紹介する絵本。
スプーンの中にちっちゃな「わたし」。ドアのとってにほそーい「わたし」。ちょっとふしぎな「わたし」が、あちこちからひょっこりあらわれます。やかんに映っている「わたし」に近よっていくと、あれれ……?「わたし」の形が変わっていく! みぢかなふしぎ探検のはじまりはじまり。
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【3年生】
秋の本。高く青い秋の空。ケンカして、泣く気もないのに涙が出てきたくやしい気持ち。相手に対する重い気持ち、吐き出してすっきりする気持ち。
手にとって読むより、読み聞かせしてもらって遠くから絵を眺めたほうがこの本の絵はよく理解できる。
今回、初の試みで3年生全クラス同じ本を読んだ。全校とかペアの学年とか同じものを読んで子ども達が共有できる話題を提供してあげたいと考える。
【5年生】
この子はこの時死にたくなかった。阪神大震災により命を失った少女の話。天災、人災、事故。明日も今日のように、その次の日も同じように少しずつ大きくなりながらつづいていくはずだった毎日が、自分の思いもよらないところで、ぷっつりと断ち切られてしまうことがあります。死んでしまった子はくやしく感じたでしょうか、あきらめてしまったでしょうか。まだ生きている私は、ぷっつりと切られてしまった命をときどきふりかえるのです。
あなたはなんさいですか。わたしは40さいです。いつもは昔のことを思い出したりしません。でもこの本をよんで、なみだがでそうになりました。今は昔とつながっていて小学生のころのわたしも高校生のころのわたしもいなくなってしまったわけではないのです。どの時のわたしも40さいのわたしとしてここにいるのです。あなたはこれからいろいろなあなたを積み重ねて、いつの日かけっこうしあわせなあなたをみつけることになると思います。
いつも行く「はしもと」で、けしゴムをぬすんでしまった! セミとりに行っても、何をしていてもけしゴムを思い出すと、ドキドキしてしまう。ぼくはどんどん悪い人間になってしまうの…? どうしよう?
【養護学級】
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むかし、かあさんのいうことをきかない、あまがえるのこがいました。このこはだいのへそまがり。かあさんがなにをいっても、はんたいのことばかりしていたのです。
滝平二郎さんを偲び、この人の切り絵の美しさをみせながら斉藤隆介シリーズを紹介。☆このクラスの先生の選書
「たのしいぜ、たのしいぜ、きょうはとってもたのしいぜ」 オオカミが歌っています。きょうはだれかが必ずやってくる日。でも、だーれもきません。どうして俺はこんなにさびしいんたろう、と悩んだすえにオオカミは・・・。
【5年生】
小さい頃から、ぼくのお母さんはなにかあるたびに、『○○しタラ』『○○だっタラ』とばかり言う。ところが10歳の誕生日、ぼくのおなかに溜まった『タラ』たちが、ついにおなかを飛び出してしまって・・・。
おっと合点承知之助 (声にだすことばえほん)☆このクラスの先生の選書
「驚き桃の木山椒の木」や「あたりき車力」などの付け足し言葉は、ひねりをきかせて言葉を加速させるロケットのようなもの。楽しい絵とストーリーで、付け足し言葉を声に出してみる楽しさを伝える。ちゃんとストーリーになってます。
人間と暮らしたいと、すみかの島をひっぱって 鬼が村へやってきたが、こわがって誰も遊びません。しかたなく、鬼は隣村へいきますが?
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【小学3年生】
翼をぱたぱたさせることができるようになった小雀に、お母さん雀が飛び方を教え始めました。「もっと遠くまで飛んでいける」と思った小雀は羽をいよいよ速く動かして飛んでいきますが…。
かっぱによく似ているといわれる平吉は、泳ぎが大の苦手。ある夜平吉がねぼけて外に出ると、かっぱが畑できゅうりを盗んでいる…。少年とかっぱの友情を描く
はりねずみのハリーが、けいとのくつしたをみつけました。はなをつっこんでみて、さてはずそうとすると、はりがささってとれません…。細部まで丁寧に描かれたイラストが美しい、読み聞かせにぴったりの楽しい絵本。
読み聞かせにピッタリとありますが、大勢に読むには向かないと思いました。自分の子どもとじっくり読むにはピッタリです。イラストが細かくて美しいのが30人の子ども達にはじっくり見せてあげられない。
【小学5年生】
おひさまがかくれてしまい、さむくてくらいまち。「それならわたしがとくべつなパンをやきましょう」と、パンやさんがきじをこねはじめると、おひさまパンはふくらんでふくらんで、そしてもっとふくらんで…。
なんと読み手は朝4時おきでおひさまパンを作製!
読み聞かせに入ったクラスに1個、わたくしどもの定例会用に1個。なんとすばらしい女性でしょう。こんな情熱を持ちたいものだ。最高においしかった。
小さい頃から、ぼくのお母さんはなにかあるたびに、『○○しタラ』『○○だっタラ』とばかり言う。ところが10歳の誕生日、ぼくのおなかに溜まった『タラ』たちが、ついにおなかを飛び出してしまって・・・。作者は当時小学4年生。子ども創作コンクール2007年日本児童文学者協会賞受賞作品。
「がく」は「しゅんたろう」と絶交した。もう絶対に遊ばないってきめたんだ。だけど…。「あそび島」を舞台に、他者と真剣に向き合おうとする子どもたちの気持ちを描く。
女の子はこの年頃になると、誰かをいじめたかったりケナシてみたりしたくなるらしい。ちょいとむかしは男の子はこの年頃でも女の子と比べるとまだまだ赤ちゃんだってのが通説だった。しかし読み聞かせに入ったクラスはどうも男の子の間で女の子顔負けのいざこざがあるらしい。 ということでこの本を選んだって話だ。痛いところをちくりと刺された当人は反省するのか反発するのか。それとも気がつくのか・・・。
かえるをのんだととさん 10分弱
ある日、ととさんのお腹が痛くなり、お寺の和尚さんに相談に行くと、和尚さんは「お腹に虫がいるせいだから、蛙をのむといい」と教えてくれます。教わったとおりに蛙をのみこむと、お腹にはいった蛙が虫を食ったのでお腹の痛いのはなおります。でも今度は、お腹の中で蛙が歩くので気持ちが悪くなり、また和尚さんに相談すると、「蛇をのむといい」といわれます。蛇の次は雉、というように前にのみこんだものを食べる動物を次々とのみこみます。その後は、雉を撃つ猟師をのみこみ、次に鬼をのみこみ、最後はお腹の中の鬼を退治するため和尚さんが「鬼はそとー」と、ととさんの口の中に豆を投げ込むと、お腹の鬼は「これは節分の豆だ。痛い痛い。たすけてくれえ」といって、尻の穴からとびだし逃げていくという落ちになっています。
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