ラ行の作家

2008年2月 4日 (月)

地球最後の男 リチャード・マシスン

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地球最後の男 リチャード・マシスン

映画『アイ・アム・レジェンド』の原作。

映画はまだ見ていないが、原作とは少し違うんだろうと思う。
あたりまえだけど。
ロバートは一人ぼっちだし。
極限状態では、何が正しくて何が誤りかなんて
ホントわかんないよ。
理性とか道徳とか、大多数の前でどちらが本当かなんて
決められないもん。

この本は訳が古臭くていまいち乗り切れなかった。
ロバート、なんだかヤな奴だし。

アイ・アム・レジェンドの新訳のほうが面白かったのかな。

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2007年7月14日 (土)

リチャード レイモン 逆襲の「野獣館」

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逆襲の「野獣館」  リチャード レイモン

別段ホラーでもエロスでも鬼畜でもなんでもない。

昔の男が忘れられなくって探しに来ちゃう女。
うっかり危ないところを助けてくれた男に惹かれてしまう。
しかもダブルで。
その昔のおとこってぇのが、あの人なのかい。ほうほう。

サンディが怖い。
ママよりも何よりも愛するものを見つけちゃうなんて
病んでいるよぅ・・><)

そして歴史は繰り返す。

3作目ってでたのかしらん。

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2007年7月 7日 (土)

R・レイモン 殺戮の野獣館

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殺戮の「野獣館」 R・レイモン

エロさもグロさももっと書き込まんかいと思う。
そこは想像で補ってと思いつつもさ
映画を観ているような読み方にさせられるもので
ちょっと不満。
血も鬼畜さ加減もびみょう。

安心して読めるところではあるか。

隣の家の少女のようになんともなんともやりきれないような暗さもなく
ミッドナイト・ミートトレインのようにどこまでいっても血しぶきかよっもなく

どうしてもイヤなのは
ロイが「彼女も楽しんでた」と思うとこ

笑ったのはうようよいたとこ

続編も読むじょ。

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2006年5月24日 (水)

東京タワー リリー・フランキー

東京タワー

東京タワー

オカンとボクと、時々、オトン

リリー・フランキー

重い気持

愛しさも未来への不安も

重い

使われている言葉への共感

きっと絶対、襲われるだろう気持ちへの共鳴

いつかのその日を思い泣く

オカンへの、オカンに対する作者への流れではなくて

あくまでもわたくしのこと

わたくしだけの父と母のこと

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