母子幽霊 余々姫夢見帖7 和田はつ子
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判じ絵殺し 余々姫夢見帖5 和田はつ子
ふくれまんじゅう奇譚:池本家 男の子ばかりをねらう人さらい 亀乃の夢
姫は奉行所に勤めることとなる。
かもじの涙:西の丸 御台所さま
愛を伝えるのは難しい
信二郎の受難:夢の中で信二郎が若妻を手にかける
判じ絵殺し
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夕顔殺し 余々姫夢見帖4 和田はつ子
癒し姫:西の丸 虫干し 辻が花染めの紅葉柄
敵方の霊をみた姫を除霊しようとする。家康あらわる。
死に薬:西の丸 ところてん 池本家
女中として働くことになる姫!!なんと信二郎は病で意識なし。
飴幽霊:西の丸 白無垢 おふくちゃん
霊になってさまよい人の幸せをみていると羨ましくなるのだろうね。
夕顔殺し:池本家 手伝いの者と同じ釜の飯 信二郎病気 干瓢
信二郎 復活
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竹馬名月―余々姫夢見帖 和田はつ子
余々姫夢見帖第3弾
竹馬名月 池田家。おふうさん。男の人形女の人形。食わず女房。
錦絵の彼方に 池本家。信二郎誤解する。とても嫌な感じ。かかりつけのお医者様尚庵。父を捜す。
浅き夢みし 池田家。ヤキモチ信二郎、姫は真に受ける。貸本屋重助。
木瓜の花 亥の子餅。火つけ。キリシタン。操られる。菊 信長に仕える。
なぜに恋を交えるのか。ただの予知夢系のお話でいいじゃないか。バカみたい。気持ちが一ミリも寄り添えないしね。
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姉さま人形―余々姫夢見帖 和田はつ子
余々姫夢見帖第2弾
姉さま人形 池田家。女の子をさらって売り飛ばす丑松。無実の罪。草もち。
兄弟凧 白玉。虎が雨。生き別れの兄弟。秋月。鰹。
あやかし姫 夜叉が池。大奥。余々姫の姉、福姫様。臣下の裏切り。うずら焼き。
闇のささやき 池本家。鯖。池本家のご先祖様。総一郎の恋。
大奥でも市井にでても、女は外に出て自由に振舞うことはできない。かえでにしても姫が池本家に居る間、ずっとずっと姫の部屋での暮らし。当たり前のことなのだろうけど、姫はへっちゃらなんだよね。
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笑う幽霊―余々姫夢見帖 和田はつ子
夢花嫁 大奥。疋田絞りに大輪の菊が染め抜かれている着物は余々姫の母と上様の思い出の品。信二郎のいとこ梅乃の事件。
笑う幽霊 池田家。おしるこ。火つけ。
おしらさま 雛節句。亡き母菊の実家、光月。ことが起こる前に処理。
剃刀華 浦路たおれる。大奥。母と同じ力。
簡単なお話でたわいなく読み進む。
どうにもこうにも主人公が自己中気味。姫だからとかじゃなくってね。むずがゆい。
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死神 和田はつ子
袖振り合うのが分かれ道。
知り合いになりたくない人。
やくざの人、被害者意識の強い人、さみしさを前面に押し出し人、物を頼むのに躊躇しない人。
人それぞれキレどころが違うからな。
まさにくわばらやな。
もったいぶった筋運びに主人公のネットリ感があいまって、とても読み進むのに苦労しました。
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魔神 和田はつ子
水野は叫んでばかりいる。
環境ホルモンの問題と本当の日本民話の怖い話
先ほど、天使の代理人を見て憤慨していた。
女にとって子どもを産むということは「本当に一大事」であると刷り込みがなされすぎだ。子どもを産むことはそれはそれは大変なことではあるが、子どもを育てるということは産むよりももっともっと大事な大変な一大事業である。
血のつながりがなくても、ともに生活し日々を生きることはもっとすごい事と認識されて当たり前である。
血のつながった子どもを産み育てることだけがすばらしいなんてくそったれにも程がある。子宮がなければ子どもを体内ではぐくみ産み落とすことはできないが、子どもを腕に抱き育てることで「我が子」を持つことはできる。
環境ホルモンだか公害だか知らないが、地球は汚染されてヒトへの影響も深刻だ。子孫を残すことができない体を持つ人も多くなっているのだろう。
産めなくとも体の中ではぐくむことが出来なくとも、自身が自身を女であると自覚するならば、誰に何に引け目を感じることなく女であるのだ。母にだってなれるのだ。
赤ちゃんが「母」を選んでその胎内に宿るのなら、出会うべくして出会い「親子」になる赤ちゃんだっているはずだ。
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マタニティ&ブルー 和田はつ子
悪魔と人間の攻防。
悪魔はきっちり出てくるのに神様は出てこないよね。
ヒトが苦労することを是としているんだろうな。
ヒトってやつは、欲しがる。欲しがって与えられないと、怨む。
欲におぼれて血におぼれて、焼きつくされる。
ちゃんちゃらおかしくってやってらんない。
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