チックになった息子2
チックになった息子のその後である。
まぁその後とは言っても、たかだかひと月後のことである。
小児科の先生はチックとの診断後、たとえば空手をやめなさいとおっしゃった。イヤと思われることを取り除いてやるのだと。わたくしもそうしてやろうと思った。しかし真新しい胴着を着用した息子は空手に行くのだ。嫌がることなく。
空手の日、わたくしは息子にどうするか問うた。イヤなら行かなくても構わないのだよと。寝起きであった息子は愛くるしくふにゃけた顔をして行かないと言う。わたくしはよし分ったと姉だけを連れていった。姉は寂しかったのであろう、わたくしに練習を見学してくれという。しばらくみているとこれが面白いもので彼らの練習にあわせて体が傾く。知らず知らずのうちに力が入ってしまうのだろう。とても嬉しい気分である。休憩時に先生へ、息子がチックになったのですぐやめるのではなく様子を見たいとお話させていただく。すると先生いいこと言った。
「もちろんボチボチいきましょう。でも見学で構わないからできればつれてきてください。面倒くさくなってしまいます」
ほぅ。
わたくしは息子の休むといった時の顔を思い浮かべた。まさに面倒に思っている顔であった。そしてわたくし自身を振り返った。やってきたことを一度サボった時そっからまた復活したことがあったかえおまいさん。いや、ない。わたくしは息子を連れに家に帰った。胴着を着てみるかと問うと、すんなり着るとの答え。胴着を着せて連れて行った。最初はわたくしの後ろに隠れていた息子。ちらと顔を覗かせた時を逃さず先生が声をかけてくれる。息子は見学ではなく練習に参加したのだ。嫌々だったろうか?わたくしはそうは感じなかった。
息子はまだ首を振る。しかしこちらの心構えも変わってきたからだろうか、気にならなくなってきた。
先日、息子の授業参観があった。あまり症状は出ていなかった。学校ではでないのだろうか。先生にチックのことをメールで報告したのだが返答がないためわからない。前途はなんとなく多難なようなそうでないような。
娘(中1)は息子に甘えすぎだと言っていた。娘1も精神的にどうしようもなくなってしまった時期があった、母はひどい感じであったがなんとかなった。甘えてんじゃない。娘1はそんなことを言っていた。わたくしは思い出した。娘1にもそんなことがあった。その当時(小2@ものすごくトイレがちかかった)、娘1は母はひどかったとの記憶のようだが、わたくしはやっぱり泣けたし娘1を不憫に思ったのだ気を遣ったのだ。娘1の場合は結構長い期間だったので最後はクセみたいなもんだと気に留めなくなっていた(!やっぱりひどいか・・)
目からうろこ。
なんじゃかんじゃとすぐの応対をしたところで、良いも悪いも紙一重。やっぱり親はカオで笑ってココロで泣いてか。しつけも勉強もいますぐ成果がわかるもんでなし。前の世代の言うことや先生と呼ばれる人たちの言うことをぐっとこらえて、聞くところは聞き要らぬところは聞きとばして何とかやっていくしかないのだな。
母@娘2の学校アンケート(挨拶はしますか勉強はしますかなどをABCD評価でつける無記名のもの)をださずにいて、催促(連絡ノートに担任直筆で昨年保護者と学校で作り上げたとてもよいもの云々出していただきたく連絡不足で申し訳ない云々ご丁寧な催促)されたら白紙で出し、娘2が学校から電話で白紙だけどこれでいいのと聞いてくるも、それでいいんじゃアンケートなんてしゃらくさいものやらへんぞと返答。なんでわたくしはこう意固地なのかなぁ・・
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント